前回の記事でスランプを抜け出すには、まずは、考えず「行動」に移すこと、そしてすぐに成果がでないことに焦らず成果が出るのは3ヶ月以降と捉えることとお話しました。
(参照:【営業の秘訣】スランプを抜け出す解消法(上編))
前回の内容をふまえたうえで次に取り組むべきスランプを抜け出す解消法についてご紹介します。
自分の成功体験に学ぶ
スランプに陥り営業活動に力が入らないときとは違い、商品やサービスが好調に販売できているときは、無意識に「あれもやってみよう」「これもやってみよう」と様々なアイデアが浮かび実践していたはずです。
スランプで行動力が低下しているときは、無意識に実践していたさまざまなアイデアがおろそかになってしまっていることが多いです。
あなたが実践できていたことをできないはずはありません。
好調な販売ができていた頃の自分自身を思いだし、その頃に実践していた方法を取り入れていきましょう。
また、新人営業として営業活動をはじめ、まだ一度も好調に販売ができたという経験がない方の場合は、学生時代などで苦労して成功した体験を思い出してみるといいでしょう。
成功するまでには、様々な苦労があり壁にぶち当たったり、挫折しそうになったはずです。それでも諦めずに努力を続けた結果として成功に結びついているはずです。
その頃の自分自身と比較して足りない部分を探してみましょう。
同僚や先輩に相談する
同僚や先輩は、普段あなたと同じように営業活動を行っています。同じ営業活動を行っている人は、あなたの営業活動の良いところ、悪いところを的確に見抜いてくれます。
あなたの営業活動について相談するときは、「良い部分」と「悪い部分」の両方を尋ねるようにしてください。「良い部分」は、あなたの自信の回復につながり、「悪い部分」はあなたの営業活動をより効率の良いものにしてくれます。
スランプで落ち込んでいる時に、「悪い部分」だけを聞いてしまうとさらに落ち込んでしまうこともあるので、必ず両方尋ねることを忘れないようにしてください。
休日に思い切った気分転換をする
スランプでふさぎ込んでいたり、悩み続けていては次に繋がる活力を得ることはできません。そんなときは思い切った気分転換をしてみましょう。
普段の休日に行うような気分転換ではなく、今まで経験したことがないこと、いつもなら挑戦しないようなスポーツやアクティビティなど、普段とは違った「非日常的な経験」がオススメです。
新しい経験から「新しい価値観・視点・刺激」をもたらしてくれます。
「非日常的な経験」をすることで、気分をスッキリさせるだけでなく、「新しい価値観・視点・刺激」を受ける事であなたの発想を柔軟にしてくれるのです。